紀州では、アイボリー色のミカンの花が咲き始めるころアジの乗っ込みが始まるといわれています。
乗っ込みとは、産卵のために群れをなして浅場へと乗り込んでくる魚の行動を表わした言葉ですが、紀州では4月から5月にかけてが乗っ込みの最盛期に当たります。
ただ、すべてのアジがこの時期に産卵してしまうのではなく、7月ごろまで続くといわれています。
ですから春先に乗っ込みの先鋒で釣れるアジより、初夏の方がよく脂が乗って美味しいといわれます。
よく脂が乗った美味しいアジは、お腹を開いてみるとすぐに分かります。お腹の周りにべっとりと
白い脂がつき、まさにメタボ状態なのです。
こういうアジは、たたきや塩焼きにしても最高ですね。
梅雨時に釣れる魚はおいしいものが多いのですが、アジもそのひとつです。
水温も上がって食いも活発、一番釣りやすくて食べても美味しい、それが今の季節なのです。
マアジは季節回遊魚です。
水温が下がると温かい南の海へ避寒に出かけ、水温が上がってくると北上を始めます。
地域によって多少変わりますが、水温が18度ぐらいから25度で最もよく成長し、
春先に産卵したものは、満1歳で17〜18cmに、2歳魚で25〜26cm、3歳になると30cmを超えるようになります。
アジ科の魚は大変種類が多いのですが、釣り人が普通にアジと呼んでいる魚はマアジのことです。
アジ亜目の魚の特長は、ゼンゴとよばれる綾鱗があることです。その綾鱗の形や長さによって
種類を見分けることができるのです。
マアジの場合は側線の全体に綾鱗がありますが、ムロアジやマルアジなどは、途中で途切れてしまいます。
さらに同じマアジでもクロアジとキアジの2種類がいますね。
クロアジとか鬼アジと呼ばれる魚は、沖合回遊型といわれており、沿岸の浅場の根にはあまり付きません。
体高がなくマルアジのようにほっそりした体型をしています。
ところがキアジと呼ばれるタイプは、湾内の根などによくつき、あまり沖合には出ません。
体高があって体が黄金色に輝き、体に脂肪分が多いのが特長です。ですからクロアジより味がよく高値で取引されます。
マアジの食事タイムは、明け方と日没後の数時間といわれています。
その日に食べたものは夜の間にすっかり消化され、朝目覚めたとき胃の中は空っぽで、一番の空腹状態にあります。
船長が朝の時合いを大切にするのは、こんな理由からですね。
アジは底近くから中層まで、ピラミッド型に群れをなす魚です。
ですから底ではなくタナを釣らなければ数が出ません。
底から4〜5m上を出発点にしてアタリが出るタナを探っていきます。
食うタナが見つかったら、そこを集中して攻めていきます。
イサギほど極端にタナは上ずらないので、釣りやすいですね。
狙うタナまで仕掛けを下ろしたら、大きく竿をあおってマキエを散らします。
その散らしたマキエの中へ、ゆっくり誘い上げながら擬餌針を持っていきます。これを紀州の漁師は、
誘いかけと呼んでいます。
マキエを散らした位置で、そのままじっと待っていても釣れますが、やはり擬餌針をゆっくり
動かしてやる方が食う確率が高いですね。
夢中になってマキエを拾うアジが、擬餌針とは気付かずに食いつくと、竿先をコックン、コックンと
押さえ込むアジ特有のアタリが出ます。
このとき「よっしゃ、食った!」と喜び勇んで、がむしゃらにリールを巻くと、口の周りが弱いアジは、
口が切れたりハリが刺さった部分の穴が次第に大きくなって、最後にはバレてしまうことが多いのです。
ですからアタリが出たとき、追い食いさせるつもりで4〜5mぐらいはゆっくりリールを巻き、
あとは船の揺れに合わせて竿先を送りながら、一定のペースでリズミカルにリールを巻き続けることです。
不思議なことに、このリズムが崩れるとバラシが多くなりますよ。
また欲ばって、追い食いさせたやろうと長い時間待ち続けると、先に掛かった魚が外れてしまって、
元も子もなくなる場合がありますから御注意を。
同じタナでアタリが続いているときはいいのですが、ふっとアタリが途切れることがあります。
タナが上ずってしまうこともありますが、アジの場合は潮の加減などでタナが下がることが多いように
思います。
こんなときは、スタート地点に戻ってもう一度、底上4〜5mのタナから始めてみて下さい。
再び釣れ出すことが多いですよ。
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アジのクレイジーソルトソテー
アジを3枚におろし、プチトマトはへたをとっておきます。 アジの両面にクレイジーソルトを振り、薄く小麦粉をはたきます。
フライパンにオリーブオイルを熱し、アジを皮目から焼きましょう。 両面こんがり焼けたらプチトマトと白ワインを入れて蓋をして蒸し煮。
数分後プチトマトに軽く焼き目が付いたら、お皿に盛ってオリーブオイル をまわしかけ、ルッコラを添えれば完成です。 -
アジの煮付け
鍋に、サワー漬けの梅(1粒)、砂糖(大さじ4)、醤油(大さじ4)、酒(100?) 山椒の実 (10粒位)、しょうが(少々)、水(適量)を入れ火に掛けます。
沸騰したらアジ(3尾)を加えます。水加減はひたひた程度にしましょう。 落し蓋をして、時々煮汁をかけながら15分くらい煮れば出来上がりです。
サワー漬けを1粒入れただけで味がまろやかに美味しくなりますよ。 -
- アジのバクダン揚げ
- アジのマリネカラフル野菜ソース添え
- ※こちらのレシピはCOOKPAD(http://cookpad.com)に掲載されております。
クリックすると別ウインドウが開きますのでご注意ください。
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