「キスは八十八夜から」とは先人が残した偉大なる諺です。八十八夜とは、立春から数えて88日目の日、今年は5月2日がそうでした。
低水温に弱いシロギスは、寒い冬の間は水温の安定した深場で冬を越します。2月の厳寒期が過ぎ3月を迎える暦の上では春ですが、
海水は冷めにくいかわり熱しにくいという性質を持っており、3月が一年のうちでもっとも水温の低い時期に当たるのです。
しかし、4月初めには桜前線が通過し、ゴールデンウイークを迎えるころになると、ようやく海の中にも春が訪れます。
そして、水が温むにつれ浅場へと移動したキスは、活発にエサを取るようになるのです。
キスの産卵は初夏から始まり夏にピークを迎えるといわれています。そのためには晩春の季節からしっかりエサを取って
体力をつけ産卵に備えなければなりません。ですから5月と6月の2ヶ月間が春キス釣りの最高のシーズンに当たるわけです。
日本列島を取り巻く海には、5種のシロギスの仲間がいる。と書いたら「えっ?!」と思われる方がいるでしょうね。
シロギスにアオギスにモトギスにホシギス、ちょっとお魚に詳しい人なら、ここまでは列挙できるかも知れません。
では、第5のキスとは?あまり知られていないのですが2001年、沖縄県の西表島で発見されたアクトギスが5番目のキスなのです。
アオギスはすでに絶滅しかかっています。ホシギスとモトギスとアクトギスは琉球列島にしかいませんし、モトギスと
アクトギスは希少種なので簡単にはお目にかかれません。
ですから、われわれ釣り人に最もなじみ深い、キス科キス属の魚といえば、やはりシロギスです。北海道の南部から九州、
朝鮮半島の南部から黄海、台湾にまで生息しています。東京湾ではシロギスとかキスと呼ばれることが多いのですが、
西日本ではキスゴの呼び名でおなじみです。大型を鉄砲ギスとかヒジ叩きとも呼びます。
スマートで美しい魚ですが、意外にアタリは大きく引きも強いので”小さな大物”と呼ばれることもあります。
サーフキャスティングと呼ばれる砂浜からの投げ釣りもファンは多いのですが、手軽に狙えるのはボートや船釣りです。
すでに大阪湾や瀬戸内海ではキス釣りの乗合船がスタートしています。若狭湾方面もほどなくシーズンに入るでしょう。
浅場をボートで流しながら釣るときは、スピニングタックルでもいいのですが、乗合船の場合、たくさんの人が乗るのと、
割合深いポイントを流すことが多いので、両軸リールを使って竿下を釣るのが一般的です。
竿は2.1〜2.4mぐらいの7:3調子、最大で30号ぐらいのオモリがかけられるものがいいでしょう。
両軸リールは小型で十分ですが、深い場所を流すこともあるので巻き上げスピードの速いものがお勧めです。
道糸はPEラインの0.8号か1号で100mも巻いておけば十分です。
テンビンは半月タイプやL型、投げ釣り用の遊動テンビンなどを使う人もいますが、どれも一長一短がありますから、
自分の得意なものを選べばいいでしょう。ハリスは1号から1.5号ぐらいで、全長は70cmから1mぐらいにして2本バリが標準的なものです。
エサがイシゴカイの場合は1匹づけ、アオイソメはハリから2、3cm出るように真っ直ぐに刺し、余分は切って使います。
もちろんイシゴカイの場合も食い込みが悪いときは、タラシを短くした方がハリ掛かりがいいでしょう。
キスは海底から20、30cm上を群遊しています。ですから仕掛けが底を離れすぎると食いません。
とんとんとオモリで底を叩きながら釣るのが基本ですが、誘い幅は40、50cmで真上ではな少し斜めに引き上げる感じで誘うと、
エサが引っ張られてよく動き効果的です。
ブルンと竿先を揺するアタリが出ても、なぜかハリに掛からないときは、一呼吸待ってから静かに聞き合わせするか、
少し竿先を送り込んでから次のアタリで合わせるようにすれば、ハリ掛かりがよくなります。
キス釣りは、一にも二にも手返しが勝負、こまめに誘ってエサを動かし、キスにアピールすることが大漁につながります。
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キスの長芋天
材料は2人分で、キス4尾、しその葉4枚、長芋4cmくらいの長さ、天婦羅衣は適量です。
しそをキスの開きに乗せます。しその葉は広い方をキスの開きの大きさに合わせて置きましょう。
長いもを8mm程度の太さにカットしてキスとしその葉の上におきます。それをクルッと巻き楊枝で留めます。
天婦羅衣にくぐらせ、カラッと揚げましょう。キスの淡白さに長芋のボリューム感とサクサク歯応え、 しその香りがとても美味しいですよ。 -
キスの和風ピカタ
キスに塩・胡椒をふり、しばらくおいたら小麦粉を軽くまぶします。卵を割りほぐし、白ごま・青のり・醤油を加えてよく混ぜます。
フライパンにサラダ油を熱し、中火にします。キスのしっぽをもって、卵液にくぐらせます。身の方から焼きます。
両面に軽く焦げ目がついたら、残りの卵液を流します。一つ一つを分けるようにひっくり返し、両面を焼いたらできあがり。
卵液にしょうゆを入れすぎないよう、注意してくださいね! -
- キスの梅肉包み揚げ
- キスのバター醤油ソテー
- ※こちらのレシピはCOOKPAD(http://cookpad.com)に掲載されております。
クリックすると別ウインドウが開きますのでご注意ください。
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